2週間ほどたちましたが、新年明けましておめでとうございます。
色々と忙しく、中々ブログが更新できませんが、本年も宜しくお願いします。
この間、 「モスクワ 1890-2000」 と言うロシア語の建築本を買いました。
ロシア語なのでよく分かりませんが、もちろん構成主義の建築も掲載されています。
こちらの建築といい比較になるかなと思い、見つけて即購入しました。
未だにあちこち時間を見つけては、街を歩き回り、建築の写真を撮っていますが、
今は冬ですので、あんまりいい写真は撮れないですね。
さて今回、2つの集合住宅を紹介しようと思います。
1つは、最初のブログにも載せた
ツムという広場のすぐ近くにあり、圧倒的な存在感です。
竣工は1970年代で、今の所正確な年代は個人的に分かりません。
モスクワの建築プロジェクトのようで、ウズベキスタンの首都タシケントにも似たようなものがあるそうです。
(つまり設計はアルマティで無く、モスクワで行われている)
2枚目のの写真を見れば分かりますが、全てプレキャストコンクリートです。
フルシチョフ時代は、集合住宅をたくさん製造しており(いわゆるフルシチョフ様式)、こちらアルマティにも数多く(と言うよりもほとんど)存在します。
実際のところ、中は見ていないし、図面は無いので、構造形式は分からないですが
デザイン的には、ブロックを積み上げたようなデザインで、現在、コールハウスなどのオランダ系の建築家がここ3年くらいこのようなデザインをしてますね。
彼らよりもかなりはやく先駆けて、このようなコンセプトがすでに行われています。
もちろん、1967年にアビタ67と言うユニット住宅がすでに存在していますけどね。
もう1つ興味深い集合住宅があります。
サイランと言う、アルマティ市内の湖畔に佇む建築です。
夏は天山山脈がよく見え、気持ちが良いです。
この湖畔の近くに聳え立つ、この集合住宅の建築
いや~、あまりの異様さにビックリしましたね。
1988年から1992年にかけて完成だそうです。
「Kaz Gor」 というカザフの建築部門の設計だそうです。
リカルド・ボフィールのアブラクサスを髣髴させますね。
もちろんこれもプレキャスト・コンクリートです。
反対側に一部増築部分があります。
バルコニーを見ると、1970年代中期に流行った、カプセルアタッチメント建築を思い出しますね。
もしかしたら、その流れからこのデザインがきたのかもしれません。
とにかく、なぜ湾曲しているのか、シンメトリーなのか、さっぱり分かりません。この軸線の先には何にもありません。
それゆえに余計不気味です。
ちなみにサイラン湖の反対側に、大きなバスステーションがあります。
これもスゴイ迫力なんですよね。特にこの大屋根。
こちらはおそらく1985年竣工で、設計はAGG(Almaty GiproGor)という、公的機関の設計です。
AGGと先ほど出た「Kaz Gor」 は建築設計において、1980年代くらいから敵対関係にあったようです。
真冬だったので、湖畔から望む写真が撮れなかったのが残念です。
夏になったら、また撮りたいと思います。
広告