用がありまして、キルギスの首都ビシュケクに1泊で行ってきました。
とても緑の多い、綺麗な街でした。
今回はビシュケクの建築を紹介したいと思います。
フィルハーモニーコンサートホール(正式名称は分かりません)
いかにもソビエト建築って感じで、見た瞬間おぉット思いました。
垂直性を強調した低層部に、これまた重いボリュームが載っています。
体育館
ロシア構成主義を髣髴させる、斜めのデザインが特徴です。
丹下さんの香川の体育館を思い出しました。
映画館
中に丸い開口部の壁が見えますが、前面のガラスと共に新しく改修したようです。
袖の大理石の壁や、ホール部分の壁はそのままです。
正面から見ると、中に曲線を描きながらグッと引き込んで、上部に向って壁が突き出したような印象です。
美術館
中庭を配し、敷地の周囲にぐるっと建物を回しています。
おそらく敷地上、周囲を建物で囲まれているため、中庭を造り、その中に更に顔と言うべきエントランスを設けたと思います。
これがなかなか見事で、外部と内部が反転されたかのような奇妙な光景でした。
敷地のコンテクストをうまく生かした好作品だと思います。
ただ残念ながら、現在使用されていないようです。
音楽ホール
2重ガラスのカーテンウォール部分がホワイエで、その中に座席が入り込んでいます。
ロシア構成主義の建築家、メルニコフの傑作の1つ、ルサーコフクラブを髣髴させます。
(写真はネットより)
この突き出た座席部分に、ガラスのカーテンウォールを巻いてホワイエを作ったような印象です。
個人的にはホール部分の壁にあいた無数の丸い穴が気になったんですが、何なんでしょうか?
その後の幾つかの建物
アルマティと比較して、プレキャストコンクリートの集合住宅が少なかったのですが、
少しばかり違っていまして、バルコニーの扱いが奇妙でした。
アルマティでは妻側は壁のみで開口部及びバルコニーはほとんどないのですが、
こちらでは比較的多く見られました。
後、カザフパターンのようにキルギスパターンを貼り付けたものはかなり少なかったです。

個人的に一番ビックリしたのが、この集合住宅でした。

2棟同じようなものが建ち、そのまた近くに違う物がたっています。

以前紹介した、アルマティのサイランの建物を髣髴させますが、こちらの方が面白いです。

バルコニーがカプセルのように張り付き、増殖したかのような独特の形態をもよおしています。

圧倒的な存在感でした。アングルによってはもっと面白く見えると思います。

日本の建築家、菊竹清訓の海上都市を思い出しますね。

キルギスでこれなのだから、ウズベキスタンの首都タシケントにも是非行ってみたいですね。

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