House Officers(将校の住宅)、(正式名称はちょっと違います)。

現在は、他の用途として使われているようです。

1978年竣工で、設計はKzgorです。彼らのwebsiteにも記載されています。

Yeralievと言う建築家がデザインしたようですが、知人の話によるとKazgorのチーフアーキテクトのようです。

持っている本によると、その上にYu. Ratushnuiという人がいますが、おそらくその当時のKazgorの代表者ではないでしょうか(あくまで推測)。

Architecture of the Sovietによると、シアターのようなものが図面にあるのですが、実際にはありません。

計画段階ではあったのでしょうが、おそらく中に組み込まれたのかもしれません。

パンフィロフ公園内にあるのですが、この公園は正式名称をПарк 28 гвардейцев-панфиловцев(Park 28 guardsmen Panfilov)と言って、第2次世界大戦中にカザフスタンを守った28人の戦士を奉った記念公園です。

写真はGoogl Mapから

ロシア正教の教会があり、28人の戦士を祭ったモニュメントがあり、そしてOfficers Houseがあります。

ちなみにこの教会、1908年に作られたものですが、100年ほど前の大地震でも倒壊しなかったそうです。

釘が1本も使われていないと言う話ですが、実は使われているとも聞きました。

 

さて話を元に戻すと、最初この建物を見たとき、以前紹介したChildren Palaceと同じ設計者ではないかと思ったのですが、違いました。

 

というのも、同じようにジャイアントオーダーのような壁柱、水平に連なる腰壁、それらがレイヤーとなって重ねあわされているからです。

そして水平にのびて連結していく外部廊下。似たようなスタイルです。

機能のせいか、こちらの方がより威圧的ですね。垂直方向がより強調されており、ソビエト圏内によく見られる、これまた垂直性を強調した重たいボリュームがどんと載せられています。

大きな壁柱が足になって今にも動いていくかのようです。

地図で分かるように真っ直ぐではなく、少し曲がっています。

写真が無いので分かりにくいでしょうが、この曲がった先の上のボリュームの妻側は、反対側と比べて、細長い開口部の数が少ないです。意図的でしょうか?それとも敷地や機能上によるものでしょうか?

 

個人的にはアルマティの建築の中でも好きなものの1つですが、ロシア構成主義、そしてソビエト時代に見られるような典型的に長い構築物です。

やはりソビエト時代を髣髴させるようです。

以下のサイトに多くの写真がありますのでどうぞ。(ただしロシア語です)

http://gadkaya-mau.livejournal.com/44258.html

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