久しぶりにカザフスタンの建築に戻ります。

これまでにかなりのアルマティの建築を紹介してきましたが、未紹介の建築がまだまだ数多くあります。

今回はその中で特異な建築を紹介したいと思います。

 

アルマティの中心地ツムの近くにある建物。

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1階は昔のショッピングモールとでも言うのでしょうか、バザールと言うのでしょうか、服などが売られていますが、その上の非常に特徴的な楕円形の部分は何なのか分かりません。

おそらくオフィスが入っているの思うのですが、非常に躍動感があり印象的です。いつの時代に建てられたのか分かりませんが、独立以前だと思います。

 

そしてその横にある建物。

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こちらは何の建物か分かりません。おそらく自動車関係ではないかと思います

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非常に機能的というか即物的というのか、均等に割られた窓のサッシュがさらに曲線の印象をを強めています。

BIGが獲得した首都アスタナのナショナルライブラリーを想起しますが、こちらの建築家によるとあれはタトリンの第3インターナショナル記念塔だという人もいますが、

これはそれ以上に想起させます。それ以上に機能的ですが。

 

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こちらは人口湖畔にある建物です。以前紹介した集合住宅を見に行った際に見つけました。

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いつ建てられたのかは分かりませんがソビエト時代だと思います。私が見に行ったときはもう使われておらず廃墟と化していました。

こちらのサイトに写真が載っており、カフェだと分かりました。

http://www.red-thread.org/en/article.asp?a=34

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こちらはある大学の講堂で日本語スピーチ大会がありまして、終了後に裏手に回ったところ偶然発見しました。

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発見した時はものすごくびっくりし、後日訪れて写真を撮りました。

中に入って少し聞いたのですが如何せんロシア語が分からず、おそらくガスか灯油などのエネルギーを研究する建物だと思います。

建設されたのは1980年代初期(中の職員によると)のようです。

知人の建築家に写真を見せたところ、逆に、これはどこにあるんだと聞かれました。

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外壁の石の張り方が非常に特徴的です。私が知る限り、アルマティでここまで凝った貼り方をした建築はありません。

正面右側の2階部分を突き出させ円形でくり貫いています。完全に非対称です。

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この部分は写真を見る限り梁がなくフラットスラブになっているかもしれません。中に入ったのですが、写真を撮るのを忘れていました。

ただこの部分を確認することはできませんでした。

職員によると、この正面部分は増築のようです。写真右側にチラッと建物が見えると思いますがあちらが先のようです。

ロシア建築においてこのように斜めに突き出すという手法は数多く見られますが、このようにくり貫くというのはあまり見たことがありません。

そのくり貫いた部分にガラスを用い(採光用だと思いますが)、石との対比において非常に艶かしい表情を感じます。

ガラスサッシュと石の目地が合っていないですね。意図的に合わせていないのでしょう。

一瞬ですが、ハンスホラインのレッティー蝋燭店やシュリン宝石店を思い出しました。

なかなか人目につかないところにありますが、個人的にはアルマティを代表する建築の一つだと思っています

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