現在所用でビシュケクにいます。

街中を歩きながら、ふとアートギャラリーの看板が目に付いたので、建物の中に入っていくと、そこに建築のプロジェクトとビシュケクの建築の写真が張っていました。

もしかしてここは建築関係の所ではないかと思い、ある一人の人に話しかけました。

彼にある本を知っていないかと尋ねたところ、なんと彼は持っていました。

Architecture of the Soviet Kirghizia

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ついに見つけました。ビシュケクの若い設計者から、この本があるとは聞いていたのですが、

まさか自ら偶然発見するとは思いませんでした。

彼はアゼルバイジャンの本も持っていました。

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彼はどうやら先生のようで、設計も行っているようです。彼曰く、昨年ヨーロッパ人がここを訪れたようです。

おそらくウィーンで行われた展覧会の関係者ではないかと思います。私より一足先に早かったか(笑

残念ながらこの本はもう手に入れることはできず、コピーするしかありませんでした。

彼に色々とこちらの建築について聞きたかったのですが、言葉も通じず、時間もなく、いつか機会があれば詳しく聞いてみたいですね。

ちなみに彼は丹下健三の本を持っていました(イタリア語)。ついでに黒川紀章も知っていました。

 

ざっと眺めた所、私の知っている建築は大体網羅されています。

ただ1986年出版のためか、1980年代中期以降の建物はあまり掲載されていません。

この美術館も1974年完成なのに、なぜか掲載されていません。

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そういえば以前紹介したアルマティの美術館(https://axelshockie.wordpress.com/2012/02/11/the-state-art-museum-of-the-republic-of-kazakstan-after-abylhan-kasteyev/

もカザフスタンの本には掲載されていませんでした。なにかしら理由があるのでしょうか。

ちなみにグルジアの本もどこかにあるそうです。おそらく図書館ではないでしょうか。こちらもぜひ手に入れてみたいものです。

この本を読んで驚いたことは、1980年代から国際コンペに参加していることです。日本で行われたExpo-85や他の国際コンペにも参加していたようです。

この当時まだソビエトだったわけですが、国家機関として参加していたのでしょうか。

1966年には旧チェコスロバキアにてとある都市のマスタープランも手がけているようです。

 

街を歩きながらいくつか写真を撮ったので掲載します。

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中央の公園にあるパビリオンですが、てっきり独立以後に建設されたものとばかり思っていたのですが、本によると1952年です。

 

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こちらは昔から使われている瓦屋根です。おそらく土から作られたものではないでしょうか。

とても汚れやすく、北側の部分は太陽が当たらず残雪のせいか、南側よりも汚れたものが多いです。

この建物は屋根部分のボリュームが大きく、壁との対比が良かったので写真を撮りました。

この瓦、使える機会があるなら使ってみたいですね。

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こちらは以前にも写真を載せたキルギズ・アカデミック・ドラマ・シアターですが、個人的にはこの外部階段が非常に特徴的だと思っています。

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この外部階段の裏の搬入口でしょうか、その上に鉄骨が出ているのですが、

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個人的にはとても構造体には思えないのですが、何かしらレリーフ的なものを表現したのでしょうか。

今回初めて気がつきました。

 

ツム(デパート)からみた以前紹介したキルギステレコムと集合住宅

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個人的にはビシュケクを代表する建築に、先の美術館とこの集合住宅が上げられると思います。

今回、キルギスの本を見つけることができて本当に良かったです。

機会があればこちらの建築家とも色々話してみたいですね。

 

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