建築関係者ならご存知の方も多いと思いますが、

グッゲンハイム美術館をフィンランドのヘルシンキに建設する設計コンペが行われました。

http://designguggenheimhelsinki.org/

世界中から案を募る形でコンペが開かれ、様々な建築系のサイトで取り上げられ、

結果として非常に画期的であったと思います。

 

11月後半に全提出案がサイトに発表されました。

http://designguggenheimhelsinki.org/stageonegallery/

77ヶ国から1715案が集まり、日本からの提出者は6番目に多かったようです。

 

12月2日に6案のファイナリストが発表されました。

2015年夏には1等案が決定します。

http://designguggenheimhelsinki.org/finalists/

 

実は私も登録して、案を提出しました。

国際コンペに参加するのは、2010年に行われたJARA大賞公募展でのオリジナル部門大賞以来4年ぶりです。

eyelevel-1 new

残念ながらファイナリストに選出されることはなかったのですが、1人でやりましたし、

時間がなく細かい所まで全然詰める事が出来なかったですが、

出来栄えにはそれなりに満足しています。

 

実はヘルシンキにグッゲンハイム美術館を建設するに当たって、様々ありまして、

ヘルシンキ議会では建設に関して否決されたり、市民からも75%が反対。

敷地も前年度は同じ港湾ですが違う場所でした。

コンペが行われた敷地は歴史的な地区であり、観光客も非常に多く訪れる場所でもあります。

そしてそこはグッゲンハイム。当然そういうことも考慮しています。

要綱には、

Outstanding, engaging, original design

Potential to become a landmark and a symbol of Helsinki

Sensitivity to historic waterfront setting

Sustainable placemaking from an economic, social, and environmental perspective

Strong connections to the historic city center, harbor and urban context, which are evident and enjoyable in all seasons

A design informed by Nordic ideals, including openness and accessibility

とありまして、更にフィンランドの木材の使用を考慮すること、最新のデジタル技術を組み入れることと書かれています。

 

これらを考慮に入れてデザインしました。

Helsinki concept new-concept

コンセプトモデル

 

Helsinki-perspective-3

Helsinki-eyelevel-2 new

perspective-5

Helsinki interior-2 new-interior-2 new

Helsinki exhibition-exhibitionpsd

 

選ばれた最終案を見ると、ザハ系のデザインが一つは選ばれるのかなと思っていたのですが一つもなく、

思ったよりもおとなしいのが選ばれたのかなと思ったのですが、

審査員側からすると、先に述べた建設に対して反対されてきた経緯もかなり考慮されているのではないかと思います。

どの案が一等に選出されるでしょうか。楽しみですね。

 

個人的に戦略として少し間違えたかなと思いましたが、仕方がないですね。

以前日本で会社に属していた時も何度も中国などの国際コンペにて勝ってきましたので、

やはり負けたことは悔しいですし、また機会があれば国際コンペに参加したいですね。

 

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