ほとんどが建築に関する記事でしたが、新たに「アート・音楽・その他」というカテゴリーを追加しました。

今回はセルゲイ・パラジャーノフについて書きたいと思います。

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先日アルマティの美術館にて、トビリシ在住の写真家ユーリー・メチトフによるパラジャーノフの映画に

関する講演がありまして、トビリシの知人にユーリー氏について尋ねたところ、

息子が彼の写真を出版を行おうとしていただそうで、

その関係もありパラジャーノフの映画を是非とも見たかったので行ってきました。

http://www.photomuseum.org.ge/gallery_en.htm

 

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前半は写真に関するプレゼンテーションで、

中間部は「ピロスマニアのアラベスク」における、トビリシとパラジャーノフの現象について、

その後映画の上映でした。(講演はロシア語で行われたので内容はさっぱり分からず)

youtubeの美術館のサイトにてその模様が公開されています。

 

出席していたカザフの芸術家による動画。

 

「ピロスマニアのアラベスク」のワンシーン。

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初めて見るパラジャーノフの映画。前日に手元にあるフィルム・アート社の「アート系映画徹底攻略」の

セルゲイ・パラジャーノフの項を読み、ネットでわずかな情報を手に入れ、Youtubeで作品を見て、

予習していったのですが、パラジャーノフの映像に圧倒されました。

圧倒的な色彩と映像美。これでもかと執拗に繰り返し反復される正面性とシンメトリー。

トビリシの街を想起させる画面ににじみ出てくるイコンとしての黒。

正しくアバンギャルドと呼べるものでした。

 

上映後、ユーリー氏と会話を交わすことができました。

知人のことは覚えていたようで、その関係で交友を深めることができました。

その後場所を変えて、映画館にて、「スラム砦の伝説」の上映。

上映前のユーリー氏による説明(もちろんロシア語)。

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上映後、観客のサインと写真撮影に応えるユーリー氏。私も一緒に写真撮影しました(笑

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彼と話しておりまして、トビリシの連絡先を教えてくれまして、

いろいろ映画に関して聞きたいことがたくさんありましたので、

次回トビリシを訪れる機会がありましたら是非彼のもとを訪れてみたいと思います。

ユーリー氏から「Nobuyoshi Araki」を知っているかと聞かれました。写真家の「アラーキー」のことでした。

パラジャーノフの代表作「ザクロの色」は翌日上映予定で中心地から離れた場所での上演でしたので、

泣く泣く断念しました。

 

美術館や映画館では多数のカザフの芸術家も訪れており、彼らと交流することもできまして、

非常に有意義な一日でした。

日本でもちょうど昨日から東京の新宿にて、「パラジャーノフ特集」が上映されるようですね。

http://www.cinra.net/news/20160116-sargisparajanoyan

興味ある方はぜひ訪れることをお勧めします。

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