2012年にも紹介しました、Ethno-complex SUPARAの新しい施設です。

http://chunkurchak.supara.kg/

実際に訪れたのは2014年の夏です。

ビシュケク在住の知人がオーナーの奥さんと親戚にあたるので、知人とともに訪れてきました。

スパラから車で約40分くらいでしょうか、ものすごい山奥にあります。

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ようやく集落らしきものがありまして、そこを左に曲がって登っていきますと、新しいスパラがあります。

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車から降りて歩いていきますと、目に飛び込んでくるのはまるで宇宙船かのような新しいユルタの集合体。

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この建物をを非常に見てみたかったのです。

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ユルタの上部に新たに小さなユルタを載せているのですが、木造でよくこんなアクロバティックなものを作ったなと。

 

下のユルタ部分はカフェやコンファランスホール、上部はバンケットになっています。

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隣は木を伐採して広場となっており、そこでバーベキューなども楽しめるようになっております。

その広場にはユルタの断面系を伸ばしたような個室のホテルも併設されています。

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訪れた当時、まだ建設は終わっておらず、壁や天井に泥を塗りつけている(叩きつけている)現場を見せてもらいました。

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泥を塗りつける前の壁です。このままでもデザイン的に面白いですね。

特に右側は抽象絵画的です。オーナーに意図的か聞いたら、たまたまだと言っていました。

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細かいところを見ると、やはりディテールに凝っています。

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オーナーと話をさせていただく機会がありまして、一緒に食事をしながら、いろいろ話をさせて頂きました。

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彼は以前にも書きましたように、大学で建設を学んだようですが、建築に関しては学んでいないようです。

ただ幼い時に存在していた伝統的な工法や建物を、伝統的なレストラン施設にて蘇らせたかったようです。

奥さんも伝統を非常に重んじる方で、伝統楽器を非常に愛しておられました。

親戚の方ともお話をし、ロシア構成主義のラドフスキーの建築についてちょっと話をしました。

 

裏のほうに小高い山が続いておりまして、そこからの眺め。

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建物の構成として、ユルタに居室がまとわりつき、その居室にユルタを載せているのが分かります。

現在はこの斜面部分に小さなユルタに四角い附室を取り付けた個室のホテルが数多く建てられています。

 

上部のバンケットホールにも入らせていただきました。

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オーナーの奥さんから、先の小高い丘の頂上にホテルを建設したいので

何かデザインをしてくれないかとお願いされました。

デザインをして渡した後、残念ながらオーナーは昨年病気のため亡くなってしましました。

非常に残念ですが、追悼を込めてコンセプトの画像を掲載します。

Supara hotel concept-1

 

上部のバンケットのユルタのトップライトからテーブルに差し込む光。非常に印象的でした。

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機会があればもう一度訪れてみたいですね。夏の季節もいいですが、真冬の季節も異なった魅力がありそうです。

 

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