2015年にトビリシに行ってきたわけですが、今回も4泊5日行ってきました。

やっぱりいい街ですね。

以前書いた記事はこちら。

https://axelshockie.wordpress.com/category/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2/

 

ところで昨年、やたらジョージア関係の記事への検索が多いなと思ったら、

CASA BRUTUSで旧グルジア建築の特集があったんですね。

https://casabrutus.com/architecture/17336

 

さて、飛行機着陸直前の機内から見たトビリシ市。

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到着翌日にはトビリシの著名な写真家、ユーリー・メチトフ氏に会ってきました。

セルゲイ・パラジャーノフとユーリー・メチトフ

彼とは昨年アルマティでお会いしていましたので連絡先を知っていました。

ユーリー氏とスポーツパラスで待ち合わせ。1961年の竣工です。

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ユーリー氏曰く、当時周辺環境に合わせて高さを抑えて設計したようですが、

現在周辺に高層建築が立ち並び、景観をぶち壊しだそうです(写真では見えませんが)。

彼の写真をシルクスクリーンにするとの事でとある大学の図書館にようなところに連れていかれました。

しかし彼はいつお会いしてもユーモアに溢れたな方ですね(笑

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図書館内にあるスタジオ。天井も高く大きな開口部で緑に囲まれ快適です。

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私が日本人だと知ると、先生のような方が話しかけてきて、

トビリシの日常を松尾芭蕉の俳句のように撮って表現した写真集を見せてくれました。

ロンドンで購入若しくは出版されたようです。

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この日はユーリー氏へのメディアインタビューもありました。

ついでに私の写真も撮っていました。掲載されることはないでしょうけど(笑

 

その後、ユーリー氏らと別れスタジオを後にし、建築を見てきました。

前回の旅で見れなかった建築を主に掲載していきます。

 

National Archives of Georgia

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Trade Union Cultural Center(1971-73)

フェンスで仮囲いされていますので解体されるのかもしれません。

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Former Engineering and laboratory building of the Ministry of Rural Construction(1977)

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こちらは建設年数が分かりませんがおそらく1974–1976 だと思います。

あの有名な複数の棟がブリッジで連結されているものと同様の建物です。

それが見たかったのですが、バスを目的地からかなり手前で降りてしまい見れませんでした。

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そこから近くにあるアパート(1974–1976)

裏側から撮った写真が有名ですが、斜面地で登るのが大変で断念しました。

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Vazha-Pshavera通りより北側は斜面地で、かなりの高層のアパートがソビエト時代から建てられています。

あの当時交通機関は殆どバスだったでしょうから行き来は大変だったのではないでしょうか。

街への眺望はすごくいいと思いますが。

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途中で見かけた建物。

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こちらは新しい建物ですが、おそらくソビエト建築で改修されたものではないかと思います。

アルマティにも見られるようなマルセル・ブロイヤーを彷彿させる建物ですね。

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その後、宿泊先に帰る途中立ち寄ったカフェ。

2年前も訪れ、wifiのパスワードは変わらず自動的に繋がりました(笑

ジャズが流れ非常に落ち着いた雰囲気で一番好きなカフェです。

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翌日は、さらに北の方へ。

宿泊先の近くで見かけた鉄骨の屋根。凝ってますね。ケーブルでも支えています。

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バスでずっと北の方に行くと見えてきたのはこの建築。

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Tbilisi Archeology Museum(Tbilisi Archaeological Repository)

建設は1980年代後半です。現在は廃墟。手前に見ますのはSaint Nino Monument。

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小高い丘に建立されていますので非常に目立ちます。

写真で見るとスケール感が分かりませんが、予想以上に非常に大きいです。

まさしくソビエト建築といった様相です

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間近で見るとその巨大さ重厚さに圧倒されます。まるでスフィンクスのようです。

これを見ていると日本人はどうあがいても敵わないですね。

何となくパルテノン神殿を訪れた堀口捨巳のような気分でした(笑

現在廃墟で内部には入れません。階段部分を登って入口の方までは行くことが出来ます。

その上部部分の巨大な梁がまたすごい迫力です。

建物の後ろ側にも円形状のような部分があるのですが、行きませんでした。

今回最も見たかったのがこの建物でしたので見ることが出来てよかったです。

 

さてこの丘から街の方を見渡すと向こうに見えるのがこの建物。

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何かしらのモニュメントのように見えます。

ジョージア人の友人が教えてくれたのですが、The Chronicle of Georgiaでモニュメントです。

http://episodesoftheroad.com/ourtrips/georgia-with-pegasik/item/19-chronicle-of-georgia

 

次回またトビリシを訪れる機会があればぜひ訪れてみたいですね。

 

翌日は前回も行きましたムタツミンダ公園へ。

その途中で見かけた建物。

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ムタツミンダ公園へはケーブルカーで登っていきます。

頂上には1938年に建設されたソビエト時代からレストランもあります。

レストランの写真は撮っていないですが、眺望は非常に素晴らしいです。

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以前紹介したイタリアの建築家マッシミリアーノ・フクサスの設計した建物が見えます。

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ここから高松伸が設計したビジネスセンター(2007年竣工)が見えます。

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ここから下っていきますと前回も紹介した聖ダビテ教会(パンテオン)があります。

ここにはジョージアの著名な方々のお墓があります。

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スターリンの母親のお墓もあります。

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トビリシにおいて最も聖なる場所ですね。

 

そこから街中を見ていると、かなり遠く向こうにに見える建築のようなものに気付きました。

(この写真は後日別の所から)

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写真真ん中に巨大なコンクリートの塊のようなものが見えます。

ネットで調べても出てきません。病院の近くだというのは分かったのですが。

次回どんな建築かが分かれば訪れてみたいですね。

 

翌日はナリカラ砦に向かいました。

リケ公園のケーブルカー乗り場に朝10時過ぎには到着したのですが、

予想以上に観光客(特にアラブ系)が多く、30分以上待ちました。

 

公園から望む平和橋。

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ここから高松さんのビジネスセンターも見えます。

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工事中のコンクリート壁と手摺。日本ではそうみられないですね。

日本だとほとんどがフラットバーで構成されていて均質すぎて退屈ですね。

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ケーブルカーから見たトビリシの街並み。

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頂上の眺めは最高ですね。いつ来ても心地よいです。

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そこから少し下にあるカフェにて一休み。夏期のみオープンだそうです。

確か前回来たときはやっていませんでした。

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手摺から突き出たテーブルで休憩。

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峠を下りますと、歴史地区になります。

数多くの観光客がいます。日本人の旅行者にも初めて会いました。

アバノトウバニのすぐ横にあるモスク。前回も改修中でしたが未だに変わらずですね。

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そしてそのアバノトウバニ。

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市内にありますシナゴーク。前回は通りかかっただけでしたが今回は内部にも入ってみました。

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いくつかのトビリシの現代建築。

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アルマティの建築と比較しても施工の精度が非常に高いですね。

 

ジョージア技術大学。おそらく1922年ですね。

古典主義の様相を帯びた伸ばしたようなシリンダー系の正面が印象的ですね。

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そして最後にはやはり、Bank of Georgia headquarters。これは外せません。

いつ見ても身震いがしますね。

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空港に行く途中バスから見た建物。ソビエト時代のアパート建築です。

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空港近くのモニュメント。

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空港に設置されているモザイク。

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市内の街頭で売っている古本市場でジョージアのソビエト建築の本を手に入れました。

タイトルは「Архитектура Грузии」。1976年の出版です。

他にもかなり分厚いジョージアのソビエトモダニズム建築の本を見つけたのですが、

次の日来るからと言って、翌日行くとすでに売られていました。。

1976年出版ですのでモダニズム建築は少なく、むしろ古代からの建築の方が多いですね。

スターリン以降の古典主義建築も数多く掲載されています。

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さて、短い滞在時間でしたが、非常に有意義な旅でした。

前回街中をかなり歩き回っていたので、大体憶えていました。

トビリシ市内はサービスもよいですし食べ物はおいしいし、やはりまた来たいですね。

最後はいつものハチャプリと非常に貴重なジョージアワインで。

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