沖縄と言えば、赤瓦を思い出す方も多いかもしれませんが、
 
赤瓦が普及したのは、明治以降です。実際100年ほどの歴史しかありません。
 
 
沖縄の民家で有名なものは、「中村家
 
 
国の重要文化財に指定されています。
 
 
 
 
沖縄には石の文化がありまして、琉球石灰岩を使用したものが多いです。
 
 
下の2つは、勝連城、今帰仁城の写真ですが、うねった曲線が他の日本の城と違い、大きな特徴となっています。
 
沖縄は戦後、アメリカ軍によるコンクリートの普及が物凄く早かったわけですが、
 
これが受け入れられた理由として、この石文化があったからだろうと言われています。
 
 
 
 
 
 
現代の沖縄建築には、この赤瓦を取り入れたものが多いです。
 
沖縄公文書館
 
 
宮古空港
 
 
読谷文化センター
 
 
これらは国建設計と言う沖縄を代表する建築設計事務所によるものですが、
 
近年の代表作と言えば、「美ら海水族館
 
 
 
ロケーションもかなり良く、コンコースから、伊江島が見渡せます。
 
いつも観光客でにぎわっています。